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  • 執筆者の写真みずき書林

第一発見者


加盟している版元ドットコムという出版社の連合があります。

そこのウェブサイトに「版元日誌」というコーナーがあり、加盟社が持ち回りで短文を寄稿しています。

この度、お鉢が回ってきて、短いテキストを書きました。



なにを書いても自由というコンセプトなのですが、読者や書店さんよりは、どちらかというと同業者の方が見るほうが多いのかと思い、つい変化球気味の内容にしてしまいました。ちょっと反省中。


***


ところで、2コマある非常勤講師の授業のうち、ひとつは少人数なので、

「架空の出版社を立ち上げて企画を立案し、著者に依頼状を出す」

という演習を半年間で行っています。

7人ほどのグループワークです。


先日、会社名と企業理念を決めたのですが、社名は、


第壱発見社


になりました。

なかなか良い社名だと思いませんか?

決定には僕は一切関与せず、彼らの発言に任せたのですが、若い学生さんはラノベやゲームに関心が深く、冒険小説やミステリ、マンガなどよく読んでいるようです。

そこで最初は、

「容疑社」

という社名候補が挙がったのですが、容疑者だとあまりイメージが良くないし、ということでいろいろ考えているうちに「第一発見者」が出てきました。

さらに「ぱっと見〈第一生命〉みたいだし、ちょっと厨二感入れたい」ということで「一」→「壱」になりました(笑)。


企業理念のなかには「新しいことを見つけ、読者の関心を呼びおこす」といったニュアンスの文言もあり、ぴったりじゃないかと。


インパクトがあり、よくできた社名だと思います。

「だいいちはっけんしゃの○○です」とか、名刺交換も楽しそう。



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