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いかにしてアーサー王は山田南平先生に描かれ
本書のカバーに
降臨したか
カバーイラストは、『金色のマビノギオン』で知られる山田南平先生の書き下ろし。
『金マビ』の世界観とはまた異なる、王道かつ本の内容ともリンクするモチーフをちりばめた美しい画は、学術書とは思えません。
ここでは、制作のプロセスの一部始終を大公開!!!
最初期のスケッチ。
ランスロットとガウェインの表情はほぼ固まっているのに対して、アーサー・グィネヴィアの表情はまだ未定です。
のっけから、ランスロットとガウェインを向い合せにすると別の画として成立するという素晴らしいアイデアをいただきました。
背景地の初期段階。
ケルズ風の意匠を用いることは決まっていましたが、背景についてはこのあとどんどん変わっていくことになります。
なお、編者と編集担当者は、これを見た段階ですでに大興奮状態にあり、その状態はイラスト制作の間中続くことになります。