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  • 執筆者の写真みずき書林

『いかアサ』速報①――正式タイトル決定


来年3月に刊行予定のアーサー王企画、書名を決めました!


『いかにしてアーサー王は日本で受容されサブカルチャー界に君臨したか

――変容する中世騎士道物語』


この春に立ち上げた公式Twitterでは『女体化するアーサー!?』というワーキングタイトルで走っていました。

このタイトルも一部では熱烈な支持をいただいていたのですが、やはりちょっと一回落ち着こうということになり(笑)。


新タイトルは、ご覧のとおりキャクストン版などへのオマージュです。

編者の小宮先生と岡本先生の苦心の賜物。

How the Noble Kynge Arthure was accepted in Japan and became emperoure of Subculture.

を翻訳したようなイメージですね。


「アーサー王」「日本」「サブカルチャー」というキーワードがきちんと入っていますし、ファンにとってはおなじみの文体でキャッチーでもあり、かなり気に入っています。

サブタイトルは「中世騎士道物語」という、より包括的な用語をとりいれつつ、メインがエモいぶんクールにしました(メインとサブが逆じゃないか、というツッコミが聞こえる……)。


略称は『いかアサ』、英語だと『ハウアサ』にしようと、そこまで自分たちで決めてしまう周到さよ。

(なお、以上のプロセスはすべて、FBのメッセンジャー機能を使って、編者のおふたりとの円卓会議で行われました)


以降、刊行に向けてちょいちょい途中経過を公開していきます!


あ。

公式Twitterの名前も変更しておかないと……。


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人生最初で最後になるであろう、自分の本を作っています。 これまで編集者として何冊の本を作ってきたか、前職まで含めると数えることもできません。膨大な数の本を編んできました。 でも自分が著者になるのは今回がはじめての体験です。 そしてほぼ間違いなく、最後の体験になります。 いまは企画書をブラッシュアップしながら、とにかくこれまで書いたブログをすべて読み返しているところ。 ざっとななめ読みして、使えそう

山田南平先生が、先日の往復書簡を受けてブログ記事を書いてくださっています。 いつもブログを読んでくださり、ありがたいことです。 堀くんともども、励みになります。 『自省録』と般若心経の共通点について。 二十歳頃に般若心経に出会った山田先生が、それ以来ずっと指針にしてきたというのはちょっとした驚きでした。 首尾一貫したアーティストの人生には、やはり何らかの指針となるものがあるものなのでしょうか。興味

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