みなさま、自宅でごはんを作る機会が増えているのではないでしょうか。 以下は僕がしばしば作っている、 超かんたんパスタ のレシピ5本分。 パスタはかけた労力と美味しさが正比例しない場合がしばしばあります。 ずぼらで手抜きでも美味しくできる。 だってイタリア人の国民食だ。 以下もどれもすごく簡単&手抜きですが、ちゃんと美味しい。 ※以下の作業工程では、材料リストにいちいち「パスタ」とは書いていないし、「パスタを茹で始める」という言わずもがなのプロセスも、特記事項がない場合は省略しました。 あと「塩・胡椒で味をととのえる」的な、最終工程あるある記述も省略しています。
〈カルボナーラ〉 ・ベーコン ・パルミジャーノチーズ ・黒胡椒 ・卵 ・にんにく
①ベーコンを細めに切って、カリカリになるまで炒める。ベーコンから油がでるので、オイルを足す必要なし。 ②ベーコンから油が出たら、みじん切りのにんにくを投入。カリカリに以下同。 ③ボウルに卵と削ったチーズと胡椒を入れ、ざっとまぜる。卵は滑らかにならなくても、白身と黄身が荒く混ざっているくらいでよし。 ④ボウルにベーコンとにんにくを油ごと投入。ゆであがったパスタも投入。パスタで蓋をする感じで20秒ほど放置して落ち着かせる。 ⑤よく混ぜて皿に盛る。お好みでさらにチーズと胡椒を。 ※うちのカルボナーラはクリームを使わないので、ヘルシーです。クリーム系パスタというよりは卵かけごはん的なライトさ。 〈ブロッコリーのパスタ〉 ・ブロッコリー ・バジル ・にんにく ・アンチョビフィレ ・パルミジャーノ
①フライパンにオリーブオイルとにんにくみじん切りを入れて弱火で炒める。 ②ブロッコリーは適当に細かく切り、半分量をパスタと一緒に茹で始める。ここで茹でたブロッコリーはくたくたになってソースになるので、茎の部分などはここで投入。 ③フライパン①に、アンチョビフィレを投入。パスタのゆで汁も入れてアンチョビを溶かす。手でざっとちぎったバジルも入れる。 ④ゆで上がり3分ほど前に残りのブロッコリーを投入。ここで入れたブロッコリーは具=食べ応え担当なので、アフロ部分の半量くらいはここで入れる。 ⑤ゆで上がったパスタとブロッコリーをフライパンに投入。チーズも入れてよく混ぜる。 ※ブロッコリーのパスタは、ソーセージと併せてみたり、これまでもいろいろ試してみましたが、いまのところバジルが個人的な正解。バジルが加わることで、見た目も香りも鮮やかに青々とします。バジルはたっぷり。 〈ミートソース〉 ・市販のハンバーグ(あとは焼くだけの整形済みのやつ) ・トマト缶 ・赤ワイン ・胡椒 ・パルミジャーノ ・トマトケチャップ、トマトピュレ、ナツメグ、シナモン、ローリエなど(もしあれば。なくてもOK)
①スーパーのひき肉売り場の端とかに、あとは焼くだけのハンバーグの元、ありますよね。あれを買ってくるんです。レンチンしたり湯煎で温めるレトルトのやつじゃないですよ。火の入ってないやつね。 あれはひき肉とスパイスと玉ねぎなんかがすでに合わせてあって、手間いらずでミートソースができます。ラ・ベットラの落合シェフの技。 ②強火の鍋でハンバーグを焼く。焼きながら肉を潰す。大きさが不揃いになるように潰したほうが、食感が楽しい。 ③崩したハンバーグに火が通ったら、ケチャップを投入。強火で一気に炒めつける。ケチャップなければ、この工程は省略可。赤ワインを投入。強火でアルコールを飛ばす。 ④ワインが減ってきたら、トマト缶を投入。煮込む。もしあれば、ナツメグやシナモンをお好みで追加投入してもよし。 ⑤パスタと絡め、チーズと胡椒をたっぷり振る。 ※市販のハンバーグの元を使うことで、びっくりするくらい簡単にミートソースができます。 ハンバーグ2個+トマト缶1缶で、6皿分くらいのソースになります。 〈焦がしバターとチーズのパスタ〉 ・胡椒 ・チーズ ・バター
①フライパンにバターを溶かす。バターが薄い茶色に変色するまで弱火でじわじわ火を入れ、焦げる直前にパスタのゆで汁を投入。じゅわっと音がして、薄いキツネ色のソースになる。
②パスタを投入してからめる。チーズと胡椒を入れて混ぜる。それだけ。
※いわゆるカチョエペペというやつですね。
バターを焦がすタイミングさえ間違えなければ、とても簡単。
お茶漬け感覚というか、手抜きランチや〆のパスタとして秀逸。
胡椒をいれないで、そのかわりにセージの葉っぱを入れると、優しい風味のセージバターパスタになります。その際はタヤリンという細いパスタがあれば、なおおいしい。
〈海苔と柚子胡椒の和風パスタ〉 ・海苔(生海苔が好ましいが、普通の乾燥海苔でもぜんぜんOK。というか僕は乾燥海苔でしか作ったことない) ・柚子胡椒 ・生クリーム ・パルミジャーノ
①フライパンに水少々を入れて火にかけ、手でちぎった海苔を入れる。海苔がふにゃふにゃになったら生クリームを投入。さらに柚子胡椒を入れて溶かしながら混ぜる。柚子胡椒の辛みはモノによって違うので、適当に量を調整する。
②パスタを投入して混ぜ、仕上げにチーズを加えて混ぜ合わせる。
※ペンネなどのショートパスタでもおいしい。ちなみにこちらはアクアパッツァの日高シェフのレシピ。
昔広尾にアクアヴィーノという名店があって、そこでよくこの青のりのちょっと辛いパスタを食べてました。
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