10月30日、駿河台大学で『タリナイ』上映会に、書籍の販売担当として参加してきました。
池袋から急行に乗って終点の飯能まで。
寺尾紗穂さんの『愛し、日々』を読みながら、のんびりと移動します。
よい天気で、広いキャンパスには、まるで映画のセットみたいな立派な建物が並んでいます。
上映会は満席。
学生たちのほか、一般参加の方々はご高齢の方が多い印象です。
上映後はトークイベント。
大川さんが高校時代からいまに至るまでのマーシャルへの関心と、映画完成までの経緯をお話しされます。
今井さんは第一次大戦後の委任統治時代から、マーシャルと日本の関係を整理されます。スペインに発見され、ドイツが保護領にし、日本が統治し、アメリカが占領し、1986年にやっと独立。
山下さんは「戦争は本当に終わったのか」から語り起こし、「いつ・誰がはじめるのか」を、ある種の群集心理・集団の論理としての「リズム」という観点からお話しされます。
隣の席の方が何度も大きくうなずきながら話を聞いていて、質問もしていました。
なんとイエズス会の方で、チュークで学校の先生をしておられたとのこと。
(グアム、チューク、ポンペイ、コスラエ、マジュロ。映画に出てくるアイランド・ホッピングの地名もすっかり覚えました)
終ったあとは、例によって打ち上げ。
ビールジョッキが大きいと、幸福な気持ちになりますね。
山下さん、今井さん、大川さん、事務の方々、お疲れ様した&ありがとうございました。
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