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執筆者の写真みずき書林

調理道具

1997年、大学入学のために東京に出てきて、はじめて自分で自分の食事のことを考えるようになりました。

当時の日記から、作り始めたばかりの頃のごはんを。


「1997年4月4日

一人暮らし五日目。

朝はトマト1/4、キュウリ、ニンジン&オレンジ。それとクロワッサンにコーヒー。ま、こんなもんか。

晩はみそ汁(湯に溶かす、パック入りのやつ)、ハンバーグ(勿論出来合い)、キャベツ」


「ま、こんなもんか」というのがいいですね。

以来、なんやかんやと24年間、できるかぎり自分でごはんを作っています。


この間、カトラリーも調理道具もいろいろ変わりました。



柳宗理の3点セット。

もう何十年も使っている。

下は3年ほど前に買った白い角皿。マットな質感が心地よい。




愛用しているラギオールのワインオープナー。

これも10年以上使っていると思う。

もう何百本(何千本?)ものコルクを抜いてきました。




もしかしたら僕ともっとも古い付き合いかもしれない。

大学入学のときに同時に買ったと思われるボウル。




GLOBALの包丁。

これも砥石を当てながらずっと使っている愛用品。

とにかくよく切れる。包丁だけは大事。




2007年、その前までルームシェアしていた親友にもらった釜。

炊飯器は持っていないので、米はこれで炊いています。

ふっくら炊けて美味しい。



ふむ。こうしてみると、やっぱり調理道具はかなり長く使い続けているものが多いかもしれません。


基本的に道具にこだわるほうではないし、調理道具に限らず、失くしたら困るものは持っていたくない気持ちがあります。

だから特別に高価な道具は持っていないかわりに、壊れるまでは同じものを使い続けるので、わりと物持ちはいいほうかもしれません。


どれも懐かしく、手になじんだ道具たちです。

Do U remenber?



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