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  • 執筆者の写真みずき書林

こういうの苦手なんだけどね。

ツイッターやブログで発信をするのが基本的に苦手である。


もともとシャイで引っ込み思案で、人前で話をするのを避けようとする傾向がある。

営業トークが不得意で、立食パーティは嫌い(いい大人がみんなで集まって歩き食いなんて、しなくてもいいだろうに)。飲み会などで、ふと気づくと4人くらいが僕の話に耳を傾けていたりするだけで、軽くパニックになる。前職では毎日朝礼をやっていたが、いま思うと狂気の沙汰である(毎朝毎朝、手を変え品を変え気の利いたことを言うなんて、柳家小三治でも無理に決まってる)。

そんな恥ずかしがり屋で自意識過剰な自分が、不特定多数に向けて文章を発信するなど、簡単にできるわけがない。


しかしひょんなことから、自分で発信しないといけない立場になってしまった。お金をかけて新聞や雑誌に広告を出す余裕はないし、ほかにだれか広報担当者がいるわけでもないし。

ウェブは効果大・コスト低の広告手段と心得て、口コミ頼りで、自分でウェブにテキストをアウトプットしていくしかない。

しかし、

「ツイッターは、ガンガンいこうぜの精神でいきましょう」

とか、

「とにかく思いついたことは書いておこう」

とか、

「制作のプロセスまで晒して、プロセス自体を宣伝材料にしよう」

とか、人にはいろいろ知ったふうなことを言えるものの(笑)、自分で実行するのはなかなか難しい。


とはいえ、この際そんなことを言っている場合ではない。


もうすぐ、ずっと力を入れてきた本が何冊か刊行になる。

新しい企画もいくつか動き始めた。

いずれもとても面白いと信じられるものだが、その面白さは、言わないとなかなか伝わらない。

本の魅力を伝えるべく、ここはひとつ慣れない情報発信に力を注ぎましょう。


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