top of page
  • 執筆者の写真みずき書林

こんな日が続いていくなら

昨日は従兄弟の拓也君が遊びに来てくれる。

同時にNHKの取材がその様子を撮影してくれる。

15時から17時過ぎまで。体調が比較的良くて、わりと長丁場の話ができたのが嬉しい。NHKの番組もなんとなく方向性が見えてきた。面映ゆいけれど、やるからにはしっかり喋ってきちんとした対応をしたい。

その後拓也君とはクリームの散歩も一緒にしてから解散。


今日はさっきまでオンライン読書会。

いつもは聖書をテキストにしているんだけど、今日は特別編として村上春樹の新刊『街とその不確かな壁』。

参加者4人が全員春樹の愛読者なので。


この後夕刻より、以前お世話になった先生が訪ねてきてくださる。

お目にかかるのは本当に久しぶりになる。


合間に、テッサ・モーリス=スズキ『過去は死なない』と、AHA! Archive for Human Activities 人類の営みのためのアーカイブ編『わたしは思い出す』を読み進めていく。

これらの本についてはまたあらためて書くこともあるだろう。特に後者については、案の定、いま僕が書いている本との親和性が強い。もちろん内容はまったく異なるのだけど、過去の自分との対話というコンセプトがとても似ている。

2日前にひとまず書き上げたあと、原稿は編集者の後藤さんに送ってあるので、このGW中は僕の手を離れていることになる。連休明けには改稿作業に着手する予定だけど、そのときに『わたしは思い出す』は参照軸のひとつになるだろう。

赤の他人の日常生活を読むことがなぜ面白いのか。考えるべき点のひとつだ。


かけている音楽は引き続きキース・ジャレット。それとステイシー・ケントのアルバム。ステイシー・ケントのジャジーで伸びのある声が実に素敵だ。晴れた日にも、今日みたいな雨模様の曇りの日にも合う。


こんなふうに日々を過ごすのが好きだ。人と会って、仕事をして、本を読んで、音楽を聴いて、ときおりこんなふうに考えていることを書き綴って。

特別なことは何もなくても、やるべきことややりたいことがたくさんある。

そんなふうに一日一日を過ごしていくことができたら、どんなにいいだろう。こんな日がずっと続いていくなら、どんなに素晴らしいだろう。

体調の悪い日もあるけれど、ここ最近は薬によるコントロールがうまくいっていて、わりと落ち着いている。

まだまだ前向きに生きていくことはできる。




最新記事

すべて表示

引き続き倦怠感

またしばらく更新が滞りました。 この数日、倦怠感があったり、急に明け方に高熱が出たり、ちょっとだけ参ってました。 本当はこういうときこそブログや日記を書くべきなのかもしれません。 体調がよくて比較的平穏に過ごせているときだけでなく、ちょっと具体が悪いときほど、書き残しておくべきなのだと思います。 しかし頭ではそう思っていても、実際に具合が悪いと、なかなか思ったように書けません。 そういうときは時間

倦怠感が少し

昨日今日くらい、なんだか倦怠感が強く身体がうまく動かない感じ。 ここのところずっと点滴していたステロイドを半量に減らしたので、その影響もあるのだろうか。 身体に力が入らず、集中力に欠ける状態が続いていて、少しつらい。 まあ、こんな日もあるということで、できる範囲・できる時間で仕事をしていくしかない。 スピッツの新譜を聴きながら仕事。 あいかわらずのグッドメロディ。学生の頃から聞いてきた音楽。 なん

19日、20日の日記

5月19日(金) 昨日は実に眼福なものを拝見する。 公開してもいいものかどうかわからないのでここに詳しいことを書くことはできず、思わせぶりな書き方になってしまいけれど、本当に恐縮かつ光栄なことでした。 ごくごく身内にだけ見せて、感涙に咽んだのでした。 5月20日(土) 午後からイベント3連発。 13時から第4回聖書読書会。 マタイによる福音書。今日読んだ最後の節が、イエスがガダラの人を癒すというく

bottom of page