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  • 執筆者の写真みずき書林

入院×オンライン


今日の午後は、荻田泰永さんと井上奈奈さんの新作絵本「PIHOTEK (ピヒュッティ) 北極を風と歩く」のトークイベントに参加。

といっても、もちろん、病室からオンラインで。

会場は銀座の蔦屋書店で、いま僕がいる築地の病院からは実は目と鼻の先なんだけど。


あいかわらずロジカルで明晰な荻田さん。

静かな口調のなかに物作りへの強いこだわりを感じさせる井上さん。

実際、ふたりの作った新作絵本の細部への行き届き方はすごい。とくに色の使い方、表面加工への目配りには、今のご時世にこんな本作りができるんだと驚かされます。


終盤のおすすめ本紹介のコーナーでは、おふたりのお勧めということで、智秋さんの『旅をひとさじ』もリコメンドくださいました。

智秋さん、よかったねぇ。




今回の入院は予想外に長くなりました。

明後日には退院できる予定ですが、15日間にも及んだことになります。

この間、当たり前といえば当たり前のことですが、基本的に体調は悪かった。ぐったりしていたり寝不足だったり、痛かったり気持ち悪かったり。


でもこの間、けっこういろんな人と会えたのも確かでした。

清水亮さんたちの研究グループのミーティングに参加しました。

小倉先生たちのチームに大川さんがゲスト登壇した研究会も聞くことができました。

このふたつについては、病室から発言すらできました。


驚くことに、飲み会にだって参加しました。

根本さんと小倉先生は池袋の中華料理店にいて、僕は病室から。

向こうは美味しそうな中華を前にお酒を飲んでいて、僕は腸にやさしい乳酸飲料とお粥(笑)。

ほんの30分ほどの参加だったけど、楽しかった。


そして今日は、先述の通り、荻田さんの奈奈さんのブックイベントも聴くことができました。


もちろん、すべてオンラインでの参加です。

家族とは毎晩、LINEのビデオ通話をしています。

コロナで原則面会はできないけれど、それでもコロナ対策としてのオンラインツールを駆使して、病室からでもいろんな話を聞くことができます。考えてみればすごいことですね。

ほんの4年くらい前までは考えられなかったような入院生活ではないでしょうか。


入院なんてしないにこしたことはない。

でもどんなことでも適応はできるし、工夫はできる。


クリームとオンライン通話



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