top of page
  • 執筆者の写真みずき書林

戦慄のオンライン研修会

午前中に、非常勤先の大学で、教師向けのオンライン研修会。


後期授業を迎えるにあたって、前期の知見と反省を集約しつつ、対面式とオンラインを併用する場合の進め方や注意点について説明を受ける機会です。



対面式とオンラインを併用する場合もありうる後期に相応しく、研修会も会場である大教室に実際にいる先生と、僕のようにオンラインで見ている人が両方います。

つまりこの研修会自体が、後期授業のモデルにもなっているわけです。


正解の見えないまま不安を感じている先生方にとってはありがたい機会です。

もちろん、僕のように後期から授業が始まる者にとっても、貴重な時間です。


ところが。


最初のスピーカーである、オンラインシステム開発会社の担当者が、いきなり画像共有がうまくできない&音声も聞こえないなどのマシントラブルに見舞われ、20分以上進行が滞る。

システム開発の中の人なのに。

混乱する現場。

なすすべもなく、固唾をのんで見守るオンライン視聴者たち(含僕)。


関係者が右往左往する画面を尻目に殺して、ときに厳しく、ときに温かく、ときに具体的な指示にも及ぶチャットだけが活況を呈する(笑)。

なんせ、視聴している120人以上の人たちは、全員が先生。

そしてなんと、若いシステム担当の方はこの大学の卒業生とのこと。

つまり、母校の先生方の環視の中でひとり教壇に立たされるだけでも緊張するのに、そこでトラブルに見舞われるという、その人の身になってみれば地獄のような様相が呈されているわけです。

「講義でこれやったら非難轟々ですね( ´艸`)」

「準備不足の感が否めません」

「ファイト」

「事前の動作チェックが大切だということがわかりました」

みたいなメッセージが飛び交い、もはや他人ごとではない。

全員が明日は我が身と戦慄したのでした。


幸い、そのあと事態は極めてスムーズに流れはじめました。

大学事務の方の懇切かつ適切な説明、前期を終えた先生方の知見のシェアなど、後半からはとても有意義な会になったのでした。


前半で危機感を植え付け、後半で上手な運用方法を示す、という大学側の周到な演出だったのだと思うことにします。

最新記事

すべて表示

引き続き倦怠感

またしばらく更新が滞りました。 この数日、倦怠感があったり、急に明け方に高熱が出たり、ちょっとだけ参ってました。 本当はこういうときこそブログや日記を書くべきなのかもしれません。 体調がよくて比較的平穏に過ごせているときだけでなく、ちょっと具体が悪いときほど、書き残しておくべきなのだと思います。 しかし頭ではそう思っていても、実際に具合が悪いと、なかなか思ったように書けません。 そういうときは時間

倦怠感が少し

昨日今日くらい、なんだか倦怠感が強く身体がうまく動かない感じ。 ここのところずっと点滴していたステロイドを半量に減らしたので、その影響もあるのだろうか。 身体に力が入らず、集中力に欠ける状態が続いていて、少しつらい。 まあ、こんな日もあるということで、できる範囲・できる時間で仕事をしていくしかない。 スピッツの新譜を聴きながら仕事。 あいかわらずのグッドメロディ。学生の頃から聞いてきた音楽。 なん

19日、20日の日記

5月19日(金) 昨日は実に眼福なものを拝見する。 公開してもいいものかどうかわからないのでここに詳しいことを書くことはできず、思わせぶりな書き方になってしまいけれど、本当に恐縮かつ光栄なことでした。 ごくごく身内にだけ見せて、感涙に咽んだのでした。 5月20日(土) 午後からイベント3連発。 13時から第4回聖書読書会。 マタイによる福音書。今日読んだ最後の節が、イエスがガダラの人を癒すというく

bottom of page