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戦争社会学研究2 戦争映画の社会学

戦争社会学研究2 戦争映画の社会学

¥3,200価格
娯楽映画の抵抗と迎合――
市川崑と塚本晋也によって二度映画化された『野火』。同作を中心に『この世界の片隅に』『戦艦ヤマト』などなど、フィクションは戦争をどう描いてきたかを論じる。

大岡昇平による原作『野火』(一九五二年)。
市川崑による映画『野火』(一九五九年)、そして塚本晋也版『野火』(二〇一五年)。
同一作品は、表現形式によって、時代によっていかに変奏され、受容されるのか。
また、山本五十六の表現から『戦艦ヤマト』『この世界の片隅に』まで、娯楽作品において戦争はどのように表現され、消費されてきたのか。
社会学・歴史学・人類学のアプローチから、文学と映画に描かれた戦争を読み解く「特集1 戦争映画の社会学」。
「特集2 旧戦地に残されたもの」では、ニューギニアを舞台にした戦友会の活動、マーシャルでの朝鮮人軍属の問題、遺骨収集や戦後保障の問題を考える。

 

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  • 書籍概要

    A5判並製・カバー装・縦組・304頁
    定価:本体3200円+税
    ISBN:978-4-909710-02-4 C3030
    2018年6月刊行
    ジャンル:社会学・近現代史・映画

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