• みずき書林

タイムトラベラーになりたい人へ


タイムトラベル専門書店utoutoプレゼンツのオンラインイベント、

タイムトラベラー養成講座

が始まります。



2月21日の第1回のゲストは、大川史織さん。

utouto店長の藤岡さんとは高校時代の同級生であり、親友であり、ドキュメンタリー映画『タリナイ』の監督とプロデューサーでもあります。


藤岡みなみさんのキーワードは、もちろん「タイムトラベル」。

大川史織さんのキーワードは、「歴史実践」です。


「歴史実践」とは、僕の理解で一言で言ってしまえば、

「行為のなかに歴史を感じること」です。

だから学校で歴史を学ぶのももちろん歴史実践ですが、本を読むのも、映画を観るのも、ごはんを作り、酒を飲むのも、掃除も洗濯も、手洗いうがいも、みんな歴史実践になりえます。

たとえば道に落ちている小石をながめて、「この石はいつから、このようなかたちをして、ここにあるんだろう」と不思議に思い、その石や道について思いを馳せるなら、そのとき我々は「歴史している」わけです。


つまり、日々と歴史のつながりを体感すること。

それが「歴史実践」といってしまってもいいでしょう。

(このあたり、僕の理解はかなりラフだと思います。くわしくは保苅実『ラディカル・オーラル・ヒストリー』を読もう)


もしそうだとすると、実は藤岡さんの言う「タイムトラベル」とかなり近い感覚だということになります。


藤岡みなみさんには、

「タイムトラベルとは過去や未来に対する感受性のことではないか」

という名言があります。

大川史織さんは新著『なぜ戦争をえがくのか』のなかで、

「ひとと巡りあうこと、食事をすること、旅をすることも、歴史実践のひとつです」

と書いています。

ふたりのことばの「タイムトラベル」と「歴史実践」を入れ替えると、前者は大川さんの発言ぽくなり、後者は藤岡さんの文章みたいなデジャヴ感がある。

それぞれに異なる活動をしているときも、彼女たちは同じ感覚について語っているようで、このあたりの息の合い方が面白いですね。



ちなみに、上述の『なぜ戦争をえがくのか』はなんと小社刊。

4号まで出ているタイムトラベル専門書店utoutoのリトルプレスも、なんと小社刊だ。




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具合悪い。

といっても、流行り病などではない。 朝から飲まず食わずなところへ、発泡剤とバリウムを飲まされて、台の上でぐるんぐるんにされて。 ほんとに嫌いなんだよな。 そのあと、下剤まで飲まされてさ。 これをやるたびに、その日ずっと体調が悪い。 食欲がなく、お腹がどんよりして、10歳くらい歳をとったような気がする。 な~にが健康診断だよ。 この薄甘い水溶きセメントを飲まされるたびに、僕は心身ともに弱っていく。