top of page
  • 執筆者の写真みずき書林

世界ワンプレート紀行③ 中国編&スペイン編


〈中国編―中華粥〉

中国のワンプレートといえば、麺類か。

いや、いわゆるラーメンは日本の文化という面が強い。やはりここは麺類よりも炒飯なのか。

と考えましたが、あえてお粥に。



以下のレシピは、かつてツイッターで見た、少数民族のお婆ちゃんのレシピ。


①鶏ひき肉を、ネギ、刻んだ豆鼓、甜面醤や豆鼓醤などと炒めて肉味噌を作る。

②肉味噌をいったん取り出し、千切りにした生姜と米を炒め、中華粥を作る。

強めの火で炒めた米に、熱湯を一気に注ぎ込むのがコツ。これによって米が潰れて、中華粥特有の「花が開く」感じになる。

③お粥ができたら肉みそを戻す。

以上。

簡単である。

でもとても美味しい。


簡単さ★★★★☆

アレンジの広さ★★★★★

ほっこり度★★★★☆


これは肉味噌が入る、比較的味のしっかりしたレシピですが、アレンジはいろいろできるでしょうね。

酒を飲んだ翌日にもいいですね。


このレシピを知ったツイッターの動画では、お年寄りのお婆ちゃんが大鍋にいっぱい作って、同じくしわしわのお爺ちゃんとにこにこしながら仲良く食べていました。



〈スペイン編―パエリア〉

スペインの代表的ワンプレート料理といえばパエリア。

これは異論の余地がないでしょう。




パエリアって、専用のパエリアパンがないと作れないと思っていましたが、土鍋でも作れると知り、以来ちょくちょく作っています。


コスパ★★★☆☆

簡単さ★★★★☆

見た目★★★★★


魚介類とかサフランとか、コスパはたしかに抜群ではない。

でも大量に作っておけば翌日のランチなどにも流用できることを考えると、まあそんなに割高ではないかもしれません。


好きな魚介類とサフランを入れて、炊くだけです。

水加減とかわりと気をつかうのですが、とはいえ難易度も高くない。


ぱっと見が豪華なので、パーティ料理でも映えるかも。

お客さんが来ているときに中華粥ってわけにもいかないけれど、パエリアなら大丈夫。

これとスパニッシュオムレツは、簡単で見た目のごまかしが効く二大料理家も。


最新記事

すべて表示

穴子のお寿司だけ

今日書いた原稿より部分的に抜粋。 病気になるのは悲しいけれども、悪いことばかりではない、という話。 * 家の近所に、昔よく通っていた寿司屋がある。ランチのセットが安くて美味しい。休日の昼にたまに妻とふたりで行っては、ランチセットで日本酒を飲んだりした。 今日のお昼は久しぶりにそこのランチをテイクアウトしてきた。僕はもうほとんど食べられないので、一人前だけのテイクアウト。 (ふたりで店に入って一人前

bottom of page