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アーサー王と円卓の騎士たち。
彼らの数々の物語は、人々を魅了し続けている。
その膨大な作品群は現代も増え続け、散文・詩といった文字表現だけではなく、
漫画・ゲーム・アニメ・ドラマから演劇に至るまで拡散し受容され、人々の想像力を刺激し続ける。
実際にその物語に触れたことのない人たちでも、ゲームやアニメなどで、
聖杯やエクスカリバーといった言葉を知っている人は多いのではないだろうか。
あるいはランスロット・ガウェイン・ガラハッド・パーシヴァルといった騎士たちの名を
聞いたことのある人は多いのではないだろうか。
魔法使いといえば、自分でも知らないうちにマーリンのイメージを
享受している人は多いのではないだろうか。
本書では、その書名のとおり、日本においてアーサー王物語が
いかに受容され浸透し、変奏されてきたかを考究する。
その視線の向かう対象は、漱石の「薤露行」からドラクエ、『fate』まで、
広く深くメインカルチャーとサブカルチャーを往還することになる。
騎士たちが円卓に集うように、研究者・物語作家・ゲームライター・漫画家などが一堂に会する。
そして聖杯を探求するように、中世の物語がもつ力を探る旅に出る。
広く愉しく、深く刺激的な、アーサー王の世界へようこそ。
本書の特色1
学術とポップカルチャーの現場をつなぐ、多彩な執筆陣
岡本広毅・小宮真樹子 編
A5判並製・368頁
定価:本体2800円+税
978-4-909710-05-5〈アーサー版〉
978-4-909710-06-2〈ランスロット版〉
978-4-909710-07-9〈ガウェイン版〉
本書の特色2
山田南平先生書き下ろしの
カバーイラスト
本書の特色3
3種類のカバー
本書の特色4
本文を彩る装飾文字
Special Contents 1
対談、未公開テキスト
Special Contents 4
いかにして『いかアサ』は編集されたか
編者と編集者による制作の裏側ノート
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切り替わります
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